人類が獲得した「眼」の構造

我が家ではハムスターを2匹飼っており、娘はよく手のひらにのせて遊んでいます。
とってもかわいいハムちゃんたちではありますが、間近で見ると、黒目がないことがわかります。黒目がないと、どこを見ているのかわからないわけですが、調べてみたところ、これは、動物たちにとっては、必要なことらしいのです。
弱肉強食の世界では、獲物をねらうとき、もしくは自分が狙われているとき、どこを見ているのか、わかってしまってはダメなのだとか。
ということは、どこを見ているのかわかる、唯一、白目つきの動物である人間は、コミュニケーションのためにこそ、この白目を手に入れたといえそうです。
もっとシンプルにいえば、理解し合い、愛し合うために。
視線ひとつで心理を読み通す技もありますが、人類が獲得した「眼」の構造をふまえれば、自分の黒目を相手の黒目に合わせることは、人間関係や恋愛を成功させる、もっとも効果的な方法のような気もしてきます。
とはいえ、これはあくまで人間のはなしで、たとえば、宇宙人(グレイ?)は、黒目しかないということは、想念とかもっと眼に見えないもので、コミュニケーションをとっているのかもしれませんね。
もうひとつちなみに、我が家のハムスターたちは、眼からはやはり、何を考えているのかわからないものの、よく、かわりばんこに<布団>になって「のっかり合い寝」をしているので、ちゃんと愛し合って暮らしているようです。