2005-01-01から1年間の記事一覧

ナゾの源頼朝バッチ

NHKの大河ドラマは、毎年かかさず見ている。今年は「義経」で、えらそうに採点をすると、70点くらいのデキであった。義経と、頼朝の兄弟の軋轢の描き方が中途半端であった。今年の9月くらいのことだった。 公園で遊んできた帰り、めずらしく息子こうきの…

子どもをかんたんに風呂にいれる方法

育児の中でもタイヘンなのは、子どもを風呂にいれることだ(そうかな?)。一緒にはいることではなく、いれるまでが一苦労。 こどもたちは、テレビをみていたり、遊びに夢中になっていると、どれだけ呼んでもやってこない。風呂に入れるのが遅くなると、寝る…

一生を左右する選択を

12月も半ばに入り、すっかり一年をふりかえる時期となりました。ちなみに僕は毎年、頬が真っ赤になるほど寒さが厳しくなるこの頃、ふいに思い出すことがあります。4年前、僕は手記・自分史のポータルサイトと銘打った「ワタシネット」というWebサイトを…

この話は、まぎれもない真実である。

我が息子・こうきは、ただいま5歳。 物書きの父のもとで育ったせいか、それともケーブルテレビのカートゥーン(アメリカのアニメを四六時中放送しているチャンネル)の見過ぎか、幼児ながら、かなりかたよったボギャブラリーの持ち主として保育園では有名?…

人生はノープロブレム

ノープロブレム(問題ないよ)。この言葉に、何度救われたことかしれません。これは、僕の口癖でもあり、インド人の口癖でもあります。ご存知の方も多いと思いますが、インドを旅すると、物売り、ホテルマン、タクシー運転手と、この「ノープロブレム」をい…

「あなたに出会えたこと」という本がある。

「あなたに出会えたこと」という本がある。 これは、うちの会社ではじめて書店流通させるかたちで出版した本だ。というより、そもそも出版をやるために会社をつくったくらいだ。著者は、立ち上げ時のホノカ社メンバーの4名。 中を開けば、1ページにほんの…

世界でいちばん美しい景色

フリーダムワーカー、と名乗っておきながら、僕はそれほど自由な身とはいえない。会社を経営している以上、日曜も企画書を書いていたり、夢にも仕事のことがでてきたり、朝起きたとたんに連絡を忘れていたことを思い出してあわててメールを打つ‥‥という具合…

神さまに人生をあずける人々 in ネパール

2000年7月、僕は妻と生後四ヶ月の息子を連れて、インド・ネパールへ巡礼の旅に出ていた(ちなみにインド伝承医学では生後四ヶ月でお宮参りをする)。 インドといえば、すぐ思い浮かべるのがカーストという極端な身分制度だが、ネパールでもインドほど根…

幼いころに至福を‥‥

幼いころに至福を経験したものは、生涯その記憶から生きる力をくみ上げるという。『星の王子さまの本』(宝島社/97p)

京都精華大学「自由・自治」の碑

僕の出身大学である京都精華大学(ちなみに中退)に、「自由自治」という石碑ができたそうだ。そういう行動自体、すでに自由な発想ではないような気がするが、自分が在学していたころは、たしかに自由な校風でとおっている大学だった。いちばんの自由さとい…

モバイルパソコン

初のネットオークションで、モバイルパソコン・シグマリオン3をゲット。つい先日までシグマリオン2を5年使い倒し、ようやくリニューアル。喫茶店でも電車の中でも、原稿が書けて、寝る前もささっとメモできたり、こんなに便利なものはないなあと思うのだ…

安宿街のチャンピオン

二十代のころ、アジアの各地を旅する中で、出会う人がこぞって「YOUはチャンピオンだ」と僕の左手をあげてくれたことがあります。それは、荷物の小ささ。ふつう、安宿街をうろつく旅行者は、背中にドラム缶ほどのバックパックを背負っていますが、僕は小…

新刊できあがり!

中村の会社・ホノカ社の(小さいですが、出版社でもあります)5冊目の書籍『オールアース時代がやってくる』が今日、できあがりました。 帯文のご提供は、船井幸雄氏! お会いしたわけではないですが、頭がさがります。 来月上旬から大型書店に配本される予…

自転車と徒歩のちがい

気分転換のため、自転車でうろうろするのと、徒歩で散歩するのとでは、ぜんぜん効果がちがう、ということが最近わかってきた。徒歩のほうは、からだのバランスが整うような気がする。たぶん、地面と身体がつながっているからでしょう。人気blogランキングへ

身ぐるみはがれたときが本当の自由だ

旅と自由は、とても相性がいい。1997年、インドのデリーで人身売買の取材をしていた。 もちろん、取材相手はインドマフィア(というかチンピラ)。 小屋に監禁されて、みぐるみはがれたこともあった。といえば、なんだかすごそうだが、 Tシャツ一枚ぬぐ…

幼い頃のストレスからの解放

いまの日本では、自由に好きな国へいくこともできるし、自由に職業や結婚相手を選ぶことができる。なのに、なんでいまさら「自由」だなんて‥、と思っていたのだけれど、このサイトで、自由を獲得するとは、「幼い頃に親や環境などから植え付けられたプログラ…

怒らない人

「あなたは、ほんとに怒らない人ですね」 とよく言われるようになった。 自分でいうのもなんだが、実際にそのとおりで、妻やこども、スタッフにも、ほとんど怒りの言葉を発しないし、あえてそうしている。 もちろん、怒りを感じないというわけでないが、それ…

娘・ほのか(3歳)のつぶやき

けっこう前のことだが、夜の8時ごろ、娘・ほのか(3歳)を自転車にのせているとき、ふと彼女がつぶやいた。「ジュースのあれ(自動販売機のことらしい)って、なんでずっとあいてるんかな」自販機がなぜ普通のお店のように閉まらず、ずっと買えたりするの…

フリーダム・ワーカーとは?その2

「フリーダム・ワーカー」とは僕が自分でつくった肩書きです。 二十代前半のころ、僕は駆け出しライターで、インドやネパールで、人身売買、少女買春の取材をしていました。 我ながら、何でこんなテーマ、しかもひたすら重いテーマを選んだのか‥‥、じつは、…

怒り、執着、悲しみを手放すこと

うちの会社のオンラインショップで販売している商品のひとつ、エンジェルメディスンCD。これは、いわゆる誘導瞑想のCDで、簡単にいえば、怒り、執着、悲しみを手放すことを促してくれる。僕は、携帯プレーヤーにいれて、電車の中とか、夜、寝る前とかに…

社長のお父さんってどんな人?

企画の参考に担当者さんから進められた本を読んでいると、前書きはここ↓ http://www.kandamasanori.com/bookmaegaki/book001.html会社の成長期には、かならず問題が起きるという話で、その背景には「社長の父親が非常に厳しい父親であったこと。そして、父親…

真実が来る‥‥

ドリカムこと「ドリームズ・カム・トゥルー」が颯爽と音楽シーンに登場したのは、僕が中学生の頃。不思議な名前だなあと思って、宿題にしか使ったことのなかった英語辞書でひいてみて直訳すると‥‥「真実(ture)が、来る(come)」この意味が「夢を実現させ…

自分の知らないルーツを発見!

ついこの前まで、新米パパ気分でしたが、気が付けば、息子5歳、娘3歳。 子どもを育てるということは、自分がどう育てられたかを振り返ることでもあると、つくづく思います。子どもをあやしたりしかったりするとき、日頃ほとんど出ない、富山弁(私の出身は…

インドの果ての深夜喫茶‥‥

もう何年も外国へは行っていませんが、日々仕事と家庭の生活にひたっていながらも、二十歳過ぎの頃、幾度となく異国のへんぴな村を旅した記憶がよみがえってきます。西インドの果ての村を目指して深夜バスにゆられ、ふと気付くと乗客は僕一人になっていまし…

イラン航空の機内にて‥‥

ウルルン滞在記ではありませんが、よく外国へいくと、かつて日本にもあった、温かい人と人とのふれあいを体験した、という声を聞きます。僕がそれをまじまじと実感したのは、十年ほど前、成田から北京を経由してテヘランへと向かうイラン航空の機内でした。…

ある日、トツゼンに、人が変わる実例

街や電車で、受験生グループをよく見かける季節となりました。受験シーズンまっさかりというこの時期ですが、ふと自身のことを考えると、ある日突然、受験勉強をはじめたころの記憶がよみがえります。高校生の頃の僕は、なぜか家に山ほどあった、宇宙人や大…

どうしても必要な場所

以前、このエッセイでも触れましたが、強烈な頭痛に悩まされ続けた僕は、意外にもただひたすら歩くことで解消したのですが、それ以来、すっかり、散歩が習慣になりました。朝、だいたい9時くらいに起きて、およそ30分間、ちょっとだけデューク更家気分で…

世界一きれいな手をした少年

うちの会社は「ホノカ社」という、とってもユルい社名なのですが、その名前どおり、仕事のペースも、社の雰囲気も、のんびり、ほんわかしています。 (けれど、ご注文の商品を送るのは、やたら早いと評判です〜。)それは、たぶん、自宅が事務所で、子育てを…

究極の敗者復活戦

空前の「冬ソナ」韓国ドラマブームの最中にあっても、多くの人に支持されてきた愛と再生の物語『世界の中心で、愛をさけぶ』、その本の制作秘話を、あるビジネス雑誌で読みました。なんでも、最初のタイトルは「恋のソクラテス」だったとか。それゆえか、当…

偏頭痛の意外な治し方

一年に1〜2回、ただ寝込むしかないくらいの強烈な偏頭痛に悩まされてきました。クスリもまったく効かず、一週間ただ布団にくるまって寝ているという状態‥‥。半月ほど前のこと、あの、どうにもならない“頭痛”がまたやってきて、3〜4日ほど身動きできず、…