植物の色と、あなたの色について

植物の色は、太陽の光によって変わるものなのだそうです。
ざっくり解説すると、植物は、太陽の光を吸収し、その後、自分に必要のない色を反射し、それが自らの色になっているという仕組みなのそうです。
ゆえに、銀河系のどこかるにある惑星では、太陽の光も異なるので、黒い植物とか、想像もしない色のものがあったりするのだとか(あくまで学者の推測の範囲ですが)。
これは、植物だけでなく、人間にもあてはまるものではないかと思っています。
<自分に必要のないもの>を、自分の外へ放とうとして、それが自分の色になっている、ということが、案外あるのではないでしょうか。
なんだか、裏表というか、ほんとうの自分がどっちなのか、よくわからなくなってしまいそうですが、
花が色とりどりで美しいように、<自分に必要のないもの>とは、誰にでも必要ないものではなく、じつは、人を楽しませたり、なごませたりするように、できているのかもしれません。
たとえば、あふれるほどの愛を吸収した人は、その愛を、他の誰かに、放とうとするように。