真実が来る‥‥

ドリカムこと「ドリームズ・カム・トゥルー」が颯爽と音楽シーンに登場したのは、僕が中学生の頃。不思議な名前だなあと思って、宿題にしか使ったことのなかった英語辞書でひいてみて直訳すると‥‥

「真実(ture)が、来る(come)」

この意味が「夢を実現させる」という意味だとわかったときのことは、不思議といまでも記憶に残っています。

夢を実現させると、自分にとっての「真実」がやってくるということなのかどうか‥‥、僕は、どんな賢人の名言よりも、この「真実が来る」というフレーズを、いつも胸にいただきながら過ごしてきたような気がします。

今日、十年越しで温めてきた自作を書籍として発行することができました。「夢を叶えた」と思えたのは、これが初めてかというほど、僕にとっては、大きな出来事となりました。

「真実が来る‥‥」、この、いつの日も忘れなかった短いフレーズがあったから、本当にやりたいことを忘れずに、ずっと守り続けてこれたような気がしています。

エレナ、目を閉じるとき
http://honokasha.jp/book/004/index.html

都内の大型書店では、7月下旬から配本予定ですが(児童書のコーナー)、見あたらない場合、全国の書店で注文できます。