我が本棚のお気に入り書籍コーナーを公開
この一ヶ月ほど、本の制作にかかりっきりで、睡眠中でもパソコンのキーボードをえんえん叩いている夢を見るほどだったのですが、そんな僕の様子を見かねて、妻ますみが、
「脳には、ぜんぜん関係ないことをやるのが良いらしいよ」
と言ったのを聞き、なるほど、そうか!と思いました。
頭の中があるひとつのことでいっぱいになると、精神的なバランスがとれなくなり、かえって、そのひとつのことも行きずまってしまう…、なんだか、このような経験を繰り返してきた気がします。
こういうときは、〈そのこと〉から離れ、まるで正反対なことするのが特効薬のようです。
ちょっと難しいスピリチュアル用語でいえば、これは「極性の法則」というものにあたります。
正反対なもののちがいとは、その尺度にすぎない‥…と、なんだか、トンチのような話になりそうですが、たとえば、世の中にあまり必要とされていないようなものでも、じつは、絶対不可欠なものという、宇宙の法則のひとつであります。
と考えつつも、じゃあ、いったい自分にとって何が正反対なのか…とさがしているうちに短い休憩が終わり、また締め切り間近の仕事に向かうのでした…。
その後、一段落ついてからも、自分にとっての正反対なものさがしを続けています。新たな発見がありそうで、わくわくな日々です。
余談ですが、この前、ふいに自室の本棚をひさしぶりに眺め、本=物語の世界は、お手軽な別次元ではないかと再認識しました。