ババ抜きのできない時代がいつかは

仕事でいろいろな人の話を聞くたび、占いの分野も、シッティングができて当たり前の世界になってきているなと感じます。
シッティングとは、クライアントが座った瞬間に、その人のことを見通し、「仕事を辞められましたね?」などと、その人しか知り得ない情報を伝えて、まず自身の能力を証明させるというものです。
そのようなサイキックカウンセラーや占い師は「あなたが聞きたいことは何ですか?」と問いかけることなどありません。そもそも、聞かなくてもわかる、その道のプロというわけです。 
テレビ番組の影響か、新しい時代の流れなのかはわかりませんが、僕の印象でいえば、占い師というある程度の市民権を得た存在が、少しずつ少しずつ、サイキッカー(超能力者)化しているようなのです。
1999年に地球が変わるとか、ある日突然、世界中の人々が超能力に目覚める、とか、そういう極端な話を子どもの頃から信じてきてしまった僕ですが、最近、とみに感じるのは、そんなトンデモな話が、じつはゆっくりとしたペースでは、現実に起こっている、ということです。
ひょっとしたら、50年くらい後には、ババ抜きも、神経衰弱もなくなっているかもしれません!!