地球上の奇跡とたたえられる日本の美しい自然は‥

高校の頃、僕は社会科で「地理」を選択していたのですが、それは、世界最高峰の山々であるヒマラヤ山脈とは、インドがユーラシア大陸に激突して生まれたと知って、感動したのがきっかけでした。

実際の「地理」の授業では、そんなダイナミックな驚きはまったくと言っていいほどなかったのですが、最近観たNHKの番組で、「ユーラシアに激突!」と同じくらいの地球的事実を知りました。

以下、ちょっと説明が続きますが、せっかくですので、書かせてもらいます!

多様な四季や、ガラパゴス諸島をしのぐ数の固有生き物の多さ等、日本列島は世界でまれに見るほど、豊かな自然を保有していますが、地球儀をころころと回してみると、ある意外なことに気づきます。

日本と同じ緯度にある陸地は、ほとんどが砂漠なのです。この緯度にありながら、日本列島だけが年中、恵み雨が降り注ぎ、豊かな自然を培えてきたのですが、その<奇跡>の原因とは、な、ななななんと、ヒマラヤ山脈だったというのです。

地球をとりまく偏西風が、高い高いヒマラヤ山脈で大きく流れを変え、この日本に回り込み、その結果、あり余るほどの雨を降らせてきたのです(近年のコンピュータシミュレーションで、明らかになったそうです)。

地球上の奇跡とたたえられる日本の美しい自然は、はるか先のヒマラヤのおかげだったとは‥‥。偶然か、それともチキューのきまぐれなのか、とにかく、この土地に生まれた幸せを感じます。

僕自身としては、今回、当社ショップでヒマラヤ水晶のアイテムを準備している中でちょうど知ったこの話。最近、地球という存在がやけに身近になってきたなあと思うこの頃です。